社団法人岡山県理学療法士会とは
我が国の医療の中に理学療法の専門職が誕生したのは、昭和40年に「理学療法士及び作業療法士法」が公布・施行され、翌41年に第1回の国家試験により全国で183名の合格者に理学療法士として免許が交付されたときであります。その年に日本理学療法士協会が設立され、昭和47年1月16日に社団法人認可を厚生省から受け、現在では3万5千名を越える組織となり、国民の医療・福祉の向上に寄与しております。
岡山県では、昭和42年に数名の会員で岡山県理学療法士会が日本理学療法士協会支部組織の任意団体として結成されました。その後会員の増加に伴い、昭和47年と平成3年に、岡山県理学療法士会が主菅し、全国学会・研修会を盛大に、かつ有意義に開催することができました。又、昭和49年から58年にかけて岡山県在宅脳卒中リハピリテーション事業へ協力し、年間約50箇所へ理学療法士を派遺し、理学療法の技術の提供、地域福祉の向上、リハピリテーションの正しい知識の啓発などに大きく貢献いたしました。この事業は老人保健法の施行に伴い、実施主体が市町村になりましたが、以後も依頼を受けた市町村に理学療法士の派遣を継続して行っています。その他にも市町村から依頼を受けて、講師の派遺等にも協力しています。

平成8年4月9日にはこれら活動の公益性から岡山県より社団法人として認可を受け、現在に至っております。
今年は国体、身障者スポーツ大会が岡山県にて開催されます。身障者スポーツ大会にはコンディショニングルームを設置し、選手の調整に協力できればと考えております。
来年には第20回中国ブロック理学療法士学会も当岡山県理学療法士会担当にて開催されます。理学療法をより一般の皆様に知っていただくために公開講座をプログラムの中に計画しております。
これからもより一層、医療・福祉の分野で国民の皆様に貢献していきたいと考えております。
社団法人岡山県理学療法士会が目指すもの
現在、我が国のリハピリテーション医療が個人の身体機能を対象とし、障害の治療、回復に専念してきた時代から、急速な高齢化社会を迎え、疾病構造は感染症から成人病、そして老人病へと変化し、寝たきりや痴呆などの遅発退行性病変へと転換してきています。そして、保健医療体制も成人病を対象として病院医療中心の時代から新たな需要に対する長期ケアの高まりや、在宅ケアへの充実が強く要望されております。理学療法士は、これらのリハピリテーション医療及び医療福祉に重要な役割をもつ医療専門職であります。
社団法人岡山県理学療法士会は小団体ではありますが、その活動が社会の公益に還元することを目指し、リハピリテーション医療の専門職として、資質を向上させる研究は勿論、社会・医療情勢の変化を的碓に捉えた学会・研修会を開催し、士会ニュース・学術誌を発行して研鑽に励むと共に、県市町村及び関係諸団体からの要請に対し理学療法に関する相談・助言活動を行うべく、数多くの事業活動を実施するよう努めます。更に地域保健福祉関係者との交流をより一層拡大し、医療・保健・福祉の連携を強画なものとするよう努めます。また岡山県下理学療法士養成機関は7施設あり、今後県内で就労する理学療法士は益々増加すると考えられますが、これら教育機関と協力し、卒前教育と卒後教育の一貫した研修制度を碓立し、将釆の人材育成に尚一層の努力をいたします。
平成17年度時点の社団法人岡山県理学療法士会会員数は700名弱でありますが、常に「国民の皆様から、我々の求められている役割は何であるか」との、自覚を深めて活動する所存であります。






